コンドロイチンの効果

肩こりや腰痛に効果があり、若さと美肌と健康を保つことで知られるコンドロイチンについて簡単にまとめたサイトです。


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コンドロイチンって何?

正式には『コンドロイチン硫酸』と言われており、
ムコ多糖と呼ばれる糖の一種である。
コンドロイチンという言葉には
ギリシャ語で『軟骨の元』という意味が語源になっていると言われており、
その名の通り、動物の軟骨から作られるのだが、
どの動物の軟骨から作られるかによって種類が異なる。
牛や豚などの軟骨からとれる、
コンドロイチン4硫酸(コンドロイチン硫酸A)と、
鮫の軟骨からとれる。
コンドロイチン6硫酸(コンドロイチン硫酸C)の2種類が
医薬品として用いられるうえで一般的であり、
どちらも医薬品としての効果が高いが、
コンドロイチン4硫酸の方が若干効果は高いと言われている。


コンドロイチンの効果

●病的な血管新生形成抑止作用。
癌が成長するときに生じる血管新生の形成を抑止する事により、
癌そのものを抑制する。
●細菌による感染防止による炎症抑止作用。
●解毒作用
●老化防止作用


その他、肌の若返りと健康促進に際してその効果は多岐に渡る。
■目■
眼精疲労、視力低下、乱視、老眼など
■耳■
難聴、耳鳴り、内耳の障害など
■肌■
シミ、そばかす、肌の老化、しわ、皮膚のかゆみなど
■その他■
肩こり、腰痛、変形性関節症、腎炎、慢性腎炎、動脈硬化、
骨粗しょう症、神経痛、リウマチ、五十肩、高血圧、高脂血症、肥満
疲労、めまい・不眠などの自律神経失調症状
脱毛症、ネフローゼなど


ムコ多糖って何?

ムコとは動物の粘液と言う意味があり、
多糖とは多くの種類の糖から
構成されていると言う意味で用いられている。
『糖』と聞くと思わず、
砂糖とか糖分などの栄養分のようなイメージが思い浮かぶかも知れないが、
ここで用いられる意味としてはまったく別物である。
人間の身体は約60兆個もの細胞が集まって構成されており、
ムコ多糖はその個々の細胞に対して酸素や栄養を運んだり、
老廃物を排出させたり、
体内の水分を蓄えようとする働きがある。
通常、20〜25歳くらいまでの成長期には
体内で十分な量のムコ多糖(=コンドロイチン)が作られるが、
それ以降、年をとる毎に
体内で必要とされる十分な量のムコ多糖が作られずに不足していくのが
所謂『老化』の原因であると言われている。
老化を防止し、若さと瑞々しさを保つ為には
このムコ多糖(=コンドロイチン)の補給が必要不可欠であると言える。


様々な意味で若さを保とうとするコンドロイチン

コンドロイチンはその驚異的な保水力で 肌に若さと瑞々しさを保つという効果があり、
それ以外にも、
血液中のコレステロールの過剰な増加を抑制し、
既に血管に沈着している
余分なコレステロールを取り除く働きもある。


コレステロールとは、
主として細胞膜やホルモンなどを体内で合成するなどの働きがあり、
人間が生きていく上で必要不可欠な物質である。
『善玉』と『悪玉』の大きく分けて2つの種類があり、
全ての種類のコレステロールが
人体にとって有害と言う訳では決してないが、
コレステロールが体内において過剰に増えすぎた場合、
動脈硬化を引き起こす原因となる。


コンドロイチンにはその保水力で肌の若さを保つだけでなく、
血管そのものの健康を保ち、
身体の内面からも若さを保とうとする効果があると言える。


血管新生って何?

上記の効果の部分で血管新生の抑制について軽く触れたが、
コンドロイチンが血管の健康を維持し、
内面からの若さを保とうとする働きは
悪玉コレステロールの抑制や除去だけに留まらない。


『血管新生』とは読んで字の如く
体内において新しく血管が作られる事である。
コレステロールに『善玉』『悪玉』があったように
『血管新生』においても、
『生理的』なものと『病的な』ものとに大別される。


人間の人体は通常、受精直後から成人するまでに
この『生理的な血管新生』を無数に繰り返し、
体内の血管ネットワークを完成させようとする。
やがて、人体の血管ネットワーク構築が完成すると
以後、妊娠した時や血流が遮断した時など
ごく僅かな例外を除いて
この『血管新生』は通常行われなくなるのである。
だが、何らかの不具合でこの『血管新生』が
必要もないのに発生した場合、
人体に多大な悪影響を及ぼすものであったり、
様々な重い病気の発生と
同時に起こっている場合があるという事も分かっている。
具体的には癌の腫瘍が増殖する際に発生する『血管新生』も
その中の一つであり、
他にも、眼内血管新生病や
関節リウマチ、
尋常性乾癬(じんじょうせいかんせん=皮膚が赤く盛り上がる皮膚病の一種)、
粥状硬化(じゅくじょうこうか=動脈硬化症の一種、アテローム硬化とも言う)、
などの症状と併発し、
人体に深刻な悪影響を与えるのがこの『病的な血管新生』である。


コンドロイチンには体内で起こる様々な血管新生を制御する働きがあり、
体内において必要な『生理的な血管新生』を促進させる一方で、
人体に深刻な悪影響を与える『病的な血管新生』を抑制させ、
血管を健康に保とうとする効果がある事が分かっている。
癌や関節リウマチなどの、
上記で挙げた症状などで苦しむ患者が
コンドロイチンを適度に摂取し続けた結果、
症状が改善されたという事例は数多く報告されている。



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